ざくろ(Punica granatum)
【花言葉】 優美、愚かしさ、互いに思う、成熟した美しさ、結合
6月28(土)。。。石榴(ザクロ)。。。
名前の由来は、
漢名の「石榴」の音読み「せきりゅう」がしだいに変化して「ざくろ」になったらしい。
また、おもしろい説として、
原産地近くの「ザグロブ山」の名前からきたという説もあるらしい。
初夏に赤い花を枝先に咲かせます。
花は小さいですが非常に鮮やかな色彩で
葉の緑色が背景色となってひときわくっきりと浮き上がります。
花は一重咲き、半八重咲き、八重咲きなどがあります。
また、花色も白花や絞り咲きなどがあります。
花後にはテニスボールほどの大きさの果実ができ、秋に熟します。
熟すと皮が裂けて、皮の中には沢山の小さな粒々の種が入っています。
目的に応じて花を観賞する「花ザクロ」と
果実を食用とする「実ザクロ」に分けられますが、
江戸時代の日本では主に花を観賞する樹木として親しまれていたようです。
実ザクロにもいろいろな種類があり、
代表的な特徴として甘みの強いものや果実の大きなもの、
種のない品種などが挙げられます。
リビアの国花です。
≪ギリシャ神話には、ザクロの実にまつわるこんな伝説が。。。≫
農業の神・デメテルの娘ペルセポネが、ある日地獄の神プルトンにさらわれ、
地獄に連れ去られてしまった。
怒ったデメテルは、人間界に大飢饉を引き起こす。
これを憂慮した大神ゼウスは、プルトンにペルセポネを母親の元に返すように命じる。
あと少しで生還というところで、喜びのあまり、
ペルセポネは地獄の食べ物ザクロをプルトンの計略にはまって口にしてしまう。
そのため、
一年の半分は母のもとを離れて地獄で暮らさなくてはならなくなってしまったのだ。
娘が地獄へ行ってしまうたびに、デメテルがふさぎこんで太陽を隠してしまうので、
球根や種子は半年を地中で過ごすのだという
【 科属名 】 ザクロ科 ザクロ属 落葉小高木
【 原産地 】 小アジア、パキスタン。ヒマラヤなど
【 別 名 】 セキリュウ、Pomegranate
【 開花期 】 6月〜9月
【 花 色 】 オレンジ、淡紅色、白