ちがや(Imperata cylindrica)
【花言葉】 子どもの守護神
6月20(金)。。。ちがや(茅)。。。
チガヤの名の由来は諸説あり、
群生する様から千(1000)の茅(かや)からチガヤになったとする説、
赤い花穂から血茅(チガヤ)になったとする説、
葉が紅葉するので血茅になったとする説等いろいろである。
地下茎は細長く、白色円筒形で節があり横に長くのびていて、
これをかんでみると甘い味がします。
茎にも節があり、そこには毛が生えています。
葉は根もとから生えていて、扁平な線形で、
先は尖り、長さ20cm〜40cm、巾7mm〜12mm程です。
茎葉は互生、基のところで、茎を抱き込むように鞘状となっています。
花は、茎の先に葉が出る前に褐色の花穂をつけますが、
その後、自絹色の長毛をもったものになります。
これをツバナといいます。
このツバナはなめると甘い味がします。
花序は長さ10cm〜20cm、巾1cmぐらいの円錐状ですが、
短い枝が主軸に沿って立っているので、単穂状にみえます。
チガヤの地下茎は甘味が強く、
砂糖の原料になるサトウキビ属の近い種類に属します。
この花の根茎を陰干しにしたものを茅根(ぼうこん)と呼び、
顕著な利尿消炎作用があって、
黄疸、腎炎、急性肝炎に用いられ、
若い花芽と花穂は強い止血作用を示し、
鼻血、喀血の止血剤となった。
【 科属名 】 イネ科 チガヤ属 多年草
【 原産地 】 アジアの熱帯地方
【 別 名 】 フシゲチガヤ(節毛茅)
【 開花期 】 5月〜6月
【 花 色 】 銀白色