しゃくやく(Paeonia lactiflora)

花言葉】 恥じらい、はにかみ

  

5月19日(月)。。。芍薬シャクヤク)。。。

ボタンと近縁の植物ですが、
シャクヤクは「草木」、ボタンは「樹木」です。

歴史の古い花でもあり世界各地で育種が行われ、
品種は極めてたくさんあります。
特に花形の変化はボタンよりも多彩で、
一重、八重、半八重などあり、その形は、
金しべ咲き、おきな咲き、てまり咲き、冠咲き、バラ咲き
などの分類がされています。
花色は紅、桃、紫紅、白、黄などでです。

古くから薬草として栽培され、
その後、観賞用として盛んに改良されてきました。
根茎は乾燥させ漢方薬と利用され、
筋肉の張りに伴う痛みや頭痛・腹痛などの鎮痛剤として
漢方ではかなりポピュラーな存在です。
さらに芍薬にその他の漢方を複合させることによって
色々な使い道があります。

昔の言葉で
「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」
といえば美女を指す言葉で、
すらっとした清楚な感じの花がたおやかな女性の美しさを表現しています。

【 科属名 】 ボタン 科ボタン属 多年草
【 原産地 】 中国北部〜朝鮮北部(奈良時代に渡来)
【 別 名 】 ヌミグスリ(枸杞)、ハナノサイショウ(花の宰相)
【 開花期 】 4月〜5月
【 花 色 】 紅、桃、紫紅、白、黄など