あんず(Prunus armeniaca)

花言葉】 はにかみ、乙女のはにかみ、疑い

  

4月12日(土)。。。杏(アンズ) 。。。

日本でアンズの果実を食べるようになったのは、
明治時代になってからのことで、本格的な栽培が行われたのは、
ヨーロッパ品種が積極的に導入された大正時代からといわれています。

アンズは1本で結実しますが、
異なる品種を近くに植えたほうが結実が安定します。
他の種類のアンズの木や
梅、もも、すももやプルーンの木を混植すると結実が安定します。

葉・花ともに梅に似ているが花期はややおそく花色も淡い紅色である。
果実は長さが3〜6Cmの楕円形で赤黄色・橙黄色などに熟し、
果肉は濃い黄色やオレンジ色で質はざらっとしてます。
中心に扁平な(種)からきれいに離れるのが特徴です。

果肉にはビタミンAが多く含まれ生食にするほか
干し果実・缶詰やジャムに加工されています。
種の中心部「核」は、
杏仁豆腐の材料やせきどめの漢方薬として使われる。

− 美味しい「あんず」の見分け方 −
ふっくらと丸くて果皮に張りがあり、実が締まっているものが良品です。
また果皮全体が橙色に染まっているものを選びましょう。
傷が付いていたり、変色しているものはなるべく避けましょう。
芳香があれば熟しています。

【 科属名 】 バラ科 サクラ属 落葉小高木
【 原産地 】 中国(奈良時代に梅とともに中国から渡来)
【 別  名 】 カラモモ(唐桃)
【 開花期 】 3月〜4月
【 結実期 】 6月〜7月
【 花  色 】 淡い紅色