ヒヤシンス(Hyacinthus orientalis)

花言葉】 スポーツ、遊戯

  

4月11日(金)。。。ヒヤシンス。。。

名前の由来は、ギリシャ神話「ヒアキントス」の伝説からつけられました。
スポーツ万能の美少年・ヒアキントスは、
太陽神アポロン円盤投げを楽しんでいた。
それを嫉妬した風の神・ゼフュロスが、風を吹かせて、
アポロンの投げた円盤をヒアキントスに激突させた。
ヒアキントスの体から流れ出た血から、この花が生まれたとされる。

ヒヤシンス(Hyacinth)は、春、葉の根元から太い花茎が伸ばして
先端に漏斗状の小花を多数集合させた総状花序をつける球根植物です。
葉は、肉厚で、細長く先端が尖っています。
花色は紫、白、ピンク、赤、黄色などバラエティーに富み
一重のほかにもボリュームがあり豪華な八重咲きの品種もあります。

鉢植えや庭植はもとより水栽培にも適しています。
花には香水のようなやや強い芳香があります。
十分に発根するまで、冷暗所に置き、発芽してからは
寒さに当てることが開花のコツ!
水栽培では翌年も花を咲かせるのは難しいので一年きりと割り切って育てた方がよいそうです。

ヒヤシンスには、「ローマンヒヤシンス」と「ダッチヒヤシンス」がありますが、
芸品種としてよく栽培されているのは花の美しい「ダッチヒヤシンス」の方です。
球根を選ぶときは持ってみて
重みがあり表面に傷の付いていない大きめのものを選ぶとよいでしょう。

  • ローマン系…水栽培によく利用される。
             一本の茎にたくさんの花が付いてボリュームがあり豪華。
             球根は自然に分球しにくく増えにくい。
  • ダッチ系……一本の茎に付く花の数は少ないが、
             ひとつの球根から数本の花茎がでます。
             球根は自然分球しやすくよく増える。

【 科属名 】 ユリ科 ヒアシンス属
【 原産地 】 ギリシャやトルコなどの地中海沿岸
【 別  名 】 コモンヒヤシンス(Common hyacinth)、ニシキユリ(錦百合)
【 開花期 】 3月〜4月
【 花  色 】 青紫、白、赤、ピンク、黄色、黒褐色など