ゆり(Lilium)
【花言葉】 威厳、純潔、無垢、甘美、華麗、清浄と上品、壮大な美
- テッポウユリ - - カサブランカ - - オニユリ -
6月25(水)。。。百合(ユリ)。。。
名前の由来は、
細い茎に大きな花がつくので風に揺れることから「ゆる(揺)」、
それが変化して「ゆり」になった。
漢字の「百合」は漢名からで葉や鱗茎(りんけい)が多数重なり合うことから。
フランス・リヒテンシュタインの国花で、
神奈川県の県花(ヤマユリ)です。
- ヤマユリ -
日本、アジアやヨーロッパ、北アメリカなどに
分布するユリ属を原種として改良された園芸品種群です。
世界各地で育種が行われ、膨大な品種数があります。
このためイギリス王立園芸協会では、
園芸区分として9群の系統に分類しています。
- 1群・・・アジアティック・ハイブリット
(アジア原産種、およびの交雑種−オニユリなど) - 2群・・・マルタン・ハイブリッド
(輪生葉を持つ種とその交雑種−クルマユリなど) - 3群・・・マドンナリリー・ハイブリッド
(ヨーロッパ原産種とその交雑種−マドンナリリーなど) - 4群・・・アメリカユリ・ハイブリッド
(北アメリカ原産種の交雑種) - 5群・・・ロンギフローラム・ハイブリッド
(テッポウユリ、タカサゴユリなどの交雑種) - 6群・・・オーレリアンまたはトランペット・ハイブリッド
(中国のユリとその交雑種) - 7群・・・ジャパニーズまたはオリエンタル・ハイブリッド
(日本固有種の交雑種−ヤマユリ、オトメユリなど) - 8群・・・そのほか、以上に含まれない園芸種
- 9群・・・種と変種
花型によって4つの品種にグループ分けされています。
- テッポウユリ型
- 白色の大型(15〜18cm)で最も目に付くユリのひとつで、6月に花を咲かせます。背丈が50〜80cm で数花の香りのあるラッパの形に似た花を咲かせます。テッポウユリにタカサゴユリを交配して出来た品種を新テッポウユリといい、テッポウユリより花径が小さく花弁の後ろに赤い線が入るのが特長です。
- ヤマユリ型
- 赤色や黄色の花弁に赤い大きな斑点が入った12cm〜14cmの中輪の花を6月から7月にかけて咲かせます。
お花屋さんで一番良く見かける形で、有名なカサブランカが代表です。 - スカシユリ型
- 桃色から濃紅色の花弁に8から10cmの花を7月から8月にかけて咲かせます。花弁に鹿の子に見られる斑点が入るので鹿の子百合(カノコユリ)と言われます。
ややヤマユリ型に比べて花弁が細く花弁と花弁の間が透けている品種です。 - カノコユリ型
- ヤマユリやカノコユリなど数多くの日本原産のユリが交配親になって育成されたユリの系統です。有名なカサブランカ(白色)やスターゲーザー(濃紅色)などが主な品種です。
オニユリに代表される、花弁が後ろに巻き込んでいる品種です。
【 科属名 】 ユリ科 ユリ属 多年草
【 原産地 】 北半球
【 別 名 】 リリー(Lily)
【 開花期 】 6月〜7月
【 花 色 】 白、桃、赤