カラー(Zantedeschia aethiopica)

花言葉】 素敵な美しさ、清浄、壮大な美、乙女のしとやかさ

  

5月31日(土)。。。カラー。。。

カラーは、
一枚の紙をくるりと巻いた筒状の花が清楚な感じを受ける植物で、
花びらに見えるのは、
植物学上の分類からすると「苞(ほう)」と呼ばれる部分で、
萼(がく)が変化したもので、なかに肉穂花序があります。
地下に球根ができます。

最近では、
ニュージーランドで育成されたハイブリッドカラーが出回り、
花色も豊富になりました。
端正な花形で、ブライダルブーケ用の花材としても人気が高まっています。

湿った場所を好む「湿地性」の品種と
庭でや畑でよく育つ「畑地性」の2系統に大きく分けられます。
この2つは性質が大きく異なり育て方も違うので
別々の植物と考えた方がよいでしょう。

《 湿地性 》
湿り気のある土壌をこのむ湿地性の代表的な品種は緑色の葉っぱに純白の花を咲かせるオランダカイウ(カラー”エチオピカ”)という品種で自然に育てていると花が咲くのは5月頃ですが18℃以上の気温があると冬でも花を付けます。
《 畑地性 》
水はけの良い場所を好む畑地性のキバナカイウやモモイロカイウはその名の通り黄色やピンクの花を咲かせます。湿地性に比べて若干寒さや暑さに弱く、葉に白い斑点模様が入る品種が多いのも特徴です。花の咲く時期は6〜7月です。

【 科属名 】 サトイモ科 オランダカイウ属 多年草
【 原産地 】 南アフリカ
【 別  名 】 オランダカイウ(阿蘭陀海芋)
【 開花期 】 6〜8月(自然開花期) 3〜5月(鉢物) 周年(切り花)
【 花  色 】 白、黄色、ピンク